自己紹介
Q.何を書くためのブログか
A.見た映画の感想、考察を吐き出す場所(自己満足)
今までは、「見る」→「考える」で終わっていた映画でした。
ある日、行き場の無い言葉、感想たちが自分の中に溜まっていて、気持ち悪くなりました。
酒と一緒で気持ち悪い時は出しましょう!というノリで、言葉を吐き出したくなりました。
需要なんてなくてもいいです、言葉の行き場所(ある意味、遺棄場所かもかも)が欲しいだけなので…
Q.万人におすすめできる映画をサクッと1本教えて!
A.「Munchausen」 アリ・アスター監督
Munchausen → ミュンヒハウゼンと読みます。
アリ・アスター監督の2013年に完成した短編映画です。17分なのでオススメしやすいんですよね。
アリ・アスター監督といったら、「Midsommar(邦名:ミッドサマー)」や「Hereditary(邦名:ヘレディタリー/継承)」の長編2作品が日本では大人気(?)で話題でしたよね。
好きな監督なんですよ。この時点でヤバい人間だと思われるでしょうが。
そんなインパクト強めな2本の映画の前には、8作ほどの短編映画がありまして、その中でも特徴的な無声映画です。見てれば分かります。
なので、英語とか気にしなくていいのがオススメしやすいもう1点の理由になります。
ラストのオススメ点、無料で見れます。
違法サイトとかではないですのでご安心を。
以下からどうぞ。
簡単なあらすじ
時は19XX年―――。(嘘です)
これはとある一家の物語。
大学入学を控えた息子、そして少し寂しそうな母親。
母親にとっては息子は大事な存在なので、「我が子が離れてしまう」ということで、複雑な心境になっていました。(家族愛、感じますね。)
母親は息子の大学生活、将来を考えます。
隣には女でもいるのかな、結婚もするのかな…と妄想が膨らみ、精神が押しつぶされそうになるのですが、ある一つの行動にでるのでした。(息子のために動ける母親、家族愛、感じますね。)
Q.この映画の考察とか感想はないんですか?
A.ネタバレ踏むのが怖いです。タイトルが自己紹介なのに…
自己紹介【ネタバレ有】とかにしたら個人情報載せてそうなので…
とは言いつつ、この映画
特に似ているところは、トイストーリーのアンディの部屋の構図に似ているんですよね。実際アンディもトイストーリー3で大学へ行く準備するシーンもあるので、なおさら似てます。
ちなみにトイストーリーの最高傑作は3だと思います。4はNG。
あとは撮影方法がカールじいさんぽいですよね。いわゆるモンタージュってやつです。
この点からも、アリ・アスター監督は子供にも見てもらいたかったんでしょう。(冗談)
というのは前置きです。
アリ・アスターだぞ、もちろん「家族破壊しまーすwwwww」タイムになります。
そもそもタイトルの「ミュンヒハウゼン」って?という方に説明しておくべき事項なのですが、「ミュンヒハウゼン症候群」という精神疾患があります。
この疾患は、周りの興味・関心・同情を引きたくて病気を装ったり、自傷したりする疾患です。
この疾患の一種として「代理ミュンヒハウゼン症候群」というものがあるみたいです。
さすがにここまでは知りませんでした。wikiってすごい。
代理ミュンヒハウゼン症候群(だいりミュンヒハウゼンしょうこうぐん、英: Münchausen syndrome by proxy、MSbP、MSP)とはミュンヒハウゼン症候群の一形態であって、傷害の対象が自分自身ではなく何か代理のものであるような精神疾患である。
多くの場合、傷害対象は自らの子や要介護者であるため、児童虐待、高齢者虐待、障害者虐待と同列に挙げられる。しかしながら傷害行為自体は患者の目的ではなく、手段として傷害行為に及び自分に周囲の関心を引き寄せることで、自らの精神的満足を他者から得ようとしているものである(共依存)。子が患者の傷害の対象である症例では、患者は傷害を目的として行っているわけではないとはいえ、行為が反復・継続し、重篤な傷害を負わされる危険がある。
代理とついているように、自分とは別の存在を病気にしようとしたり、傷つけたりしようとするものです。質(たち)が悪いですね。
本作はこっちのほうです。これは児童虐待の一種でもあるみたいで、、、はい、これ以上は言いません。
Q.ここまでの事はタイトルから想像つくんだよね、もっとないの???
A.ここからは本編に関係ない自己満考察ゾーンです。
アリ・アスター作品あるあるですが、どこかしらに色んな伏線、要素が含まれています。
例として、とあるシーンでポスターに「Uncle dad」と書かれています。
以下だと少し暗いですが…左上です。
「Uncle dad」という単語は、おじさんの様な父親を表したり、親権がない場合の親を表すことが多いみたいです。
親権が無い場合の親を「Disney dad」とも表すんですよね。
さっきなんて言ったっけ、
ピクサーに似てる。
あっ…
ピクサーはディズニー配給なんですよね。
あたかもディズニーのもの感が装われている感じがしますが、製作はきちんとピクサーです。
代理ミュンヒハウゼンに当てはめてみましょう。
周りの興味・関心・同情を引きたくてピクサーを装ったのがディズニーなのかもしれません。
というアリ・アスターの皮肉的な何かを勝手に感じてました。
これを吐き出したかった。はぁー、スッキリ。
2回目ですが、ここはマジで自己満考察ゾーンです、本編には関係ないです。
アリ・アスターを嫌いになったり、ネットでたたいたりしないでください。
コメントに見た人の意見を殴り書きしてください。
最後に
こんな感じで書いていきます。
Bloggerより書きやすいですね。泣いてる。
Munchausenの小ネタですが医者役の俳優は「The Turtle's Head」というアリ・アスター作品にも出演しています。こちらもそのうち書きたいですね。
2021年2月21日現在、今年は52本映画を見てました。内、映画館では24本見てました。
好調な滑り出しですね。
文章力はまだまだなので温かい目で見てください。
SAYONARA