【感想・ネタバレ有】感想補完計画 序
皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
UniCosmoです。
今回は「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」のネタバレ有感想になります。
ネタバレ無感想は書くのが難しかったから、やっぱ障壁なくバンバン書きてえよなあ
!!!
ネタバレ無グダグダ感想はこちら↓
これまでのエヴァンゲリオン
おそらくこのブログを見てる人には必要なさそうなコーナー
上の目次から飛ばしてもいいです
TV版「新世紀エヴァンゲリオン」
時は西暦2015年。
南極の氷雪溶解による世界的危機(セカンドインパクト) から復興しつつある時代。
箱根に建設中の計画都市、 「第3新東京市」に突如襲来する“使徒”。彼らはその正体も目的も不明だが、 さまざまな形態・特殊能力で人類に戦いを挑んできた。
この謎の敵“使徒”に人類が対抗する唯一の手段が 「汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン」である。国際連合直属の特務機関「ネルフ」によって主人公「碇シンジ」を含む3人の少年少女がその操縦者に抜擢された。
今、人類の命運を掛けた戦いの火蓋が切って落とされる。
果たして“使徒”の正体とは?
少年たちの、そして人類の運命は?
パワフルなバトルアクション。
謎また謎のスリリングなストーリー。
少年少女達の葛藤、そして心の成長。
ダイナミックに展開する、本格アニメドラマです。
旧劇場版
TVシリーズ完結後、もうひとつの結末として描かれた物語が「劇場版エヴァンゲリオン」です。
TV放映中より多くのファンから応援を頂き、また完結後も様々な議論が巻き起こり “社会現象アニメ”として多くの方の話題に上る大ヒット作品となった「エヴァ」は、その声援を受けて「総集編」と「もうひとつの完結編」を、映画版として公開することを96年秋に発表しました。
そして97年春に公開された劇場版「シト新生 DEATH&REBIRTH」、及び97年夏には劇場版「Air/まごころを、君に THE END OF EVANGELION」として公開されました。
(98年春には「REVIVAL OF EVANGELION」として、総集編「DEATH(TRUE2)」と「THE END~」を一つにした新バージョンも公開となりました。)
ヱヴァンゲリオン新劇場版・序
突如世界を襲った未曾有の大災害“セカンド・インパクト”。この影響で人類の半数近くは死にいたり、世界の各地には大破壊の痕跡が刻みこまれた。やっと平穏な日々が戻ったと思われたとき――14 歳の少年・碇シンジは父親から第3新東京市へ呼び出されて、出迎えを待っていた。
その眼前の山あいから、巨大な生物が出現! それは「使徒」と呼ばれる正体不明の存在で、たちまち国連軍と激しい交戦を開始した。爆風に巻きこまれ、危機に陥るシンジ。その生命を救ったのは、葛城ミサトと名乗る女性だった。
ミサトの車で特務機関NERV(ネルフ)の本部へと連れていかれ、シンジは父と3年ぶりの再会をはたした。だが、シンジは父の碇ゲンドウから極秘裏に開発された巨大な人型兵器を見せられ、使徒との戦いを強要された。それがシンジと人造人間エヴァンゲリオン初号機との出逢いであった。
反発を覚えたシンジではあったが、女性パイロット綾波レイの重傷を目のあたりにして、逃げることを否定し、ついに自ら出撃を決意する。何の訓練も受けないままに、初めて使徒と対峙するEVA 初号機のシンジ。
世界の命運を託された14 歳の少年シンジは、はたしてどう戦うのか? そして、セカンド・インパクトに隠されたキーワード
「人類補完計画」の真実とは?すべての謎の鍵を握る碇ゲンドウは、シンジの苦闘をじっと見つめている……。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序 公式HPより
ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破
新たな未来を新たなビジョンで語る、映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作(公開は全3回を予定)。
2007年9月に公開された第1部「序」は、大きな拍手をもって迎え入れられた。
リビルド(再構築)という手法で大きくスケールアップされた映像は、観客の心を大きく揺り動かしたのである。
その感動をふまえ、次のステップを目ざして第2部「破」が始動する。
汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることで、自ら戦うことを選んだ碇シンジ。
大きな運命を託された14歳の少年の物語は、ここから未知の領域へ突入する。
綾波レイと人気を二分するヒロイン、アスカがエヴァンゲリオン2号機に乗って参戦。加えて魅惑の新ヒロイン、マリが登場する。
謎の敵性体“使徒”とEVAシリーズの戦いは新エヴァンゲリオン仮設5号機の参加で、さらに激しくエスカレートしていく。
スクリーンに続々と展開する、誰も見たことのないバトルシーン。
驚異のスペクタクルの興奮は、未知の物語へとつながっていく。
あえてTVシリーズと同じ出発点からスタートしてみせた新EVA伝説。
この第2ステージからは新しい要素が加わり、大きく物語のポイントが切りかわっていく。
そこから見えてくる全4部作の真の姿とは、はたして何なのだろうか?
ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破 公式HPより
公開は全3回を予定…予告も使われなかったり、変わってくることも醍醐味の一つですね。
新劇場版の再構築もここから大きく動き出しました。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版・Q
公式のあらすじがない!!!
ので自分で書きます。
鬱BL映画
サントラ的にめちゃくちゃ好きです。
ネタバレ有の感想
はい、終わってしまいましたね、エヴァンゲリオン。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」とあるように
TV、旧劇も含めたエヴァンゲリオンの劇場版として「真」なる映画だったと思います。
個人的にはミサトさんと加持さんの株が上がりまくりでした。というかミサトさんのシーンで号泣しました。
あのシーンでかかる曲がまさかの「Joy to the world 」(邦題:もろびとこぞりて)でこれからクリスマスが来る度ミサトさんのことを思い出してしまいますね。
毎回今回のクラシックはなんだろうと考えていたのでここで讃美歌がくるのはグァァァァァァァァとなりました。
そしてすごい顔になってたゲンドウ。
君もまた主人公だったんだなと思うところも多々ありました。
一人一人に対して書くと、1つのブログで25年くらいかかりそうなので、感想小分けにして書いていきます。時間をかけてゆっくり。
希望、死
まず、時間を置いて思っていることの一つ。
シン・エヴァでは各人の希望が叶ったと同時に、そこには絶対「死・消滅」が伴っていました。
シンジくんの立ち直り → 綾波(仮)の死
マイナス宇宙へ行くゲンドウ → 冬月の死
シンジくん、エヴァに乗る → アスカの死(これはちょっと強引かも)
第3の槍を作り出す → ミサトさんの死
青い世界を作りたい → さようなら、すべてのエヴァンゲリオン
死がここまで結び付けられているのは、本作のキーワードである「落とし前」をつけるためなのか?
死→落とし前をつけないといけない→何かが動く原動力
見てる側としては、この流れは分かりにくいんだけど、逆に分かりやすかったらそれは軽すぎる変化になっていたのかと思います。
この希望と死に関しては範囲的に本作だけでなく、現実世界でも同じで
エヴァの完結が叶ったと同時に、完結を見ることなく亡くなった方々も大勢います。
この映画を見た(見てしまった)我々にできる落とし前ってなんだろうか。
エヴァ好きでいること?何回も見に行くこと?
それは個々人で思い描いてみてください。
映画とは虚構です。だから楽しさも美しさも儚さも生まれるものだと思ってます。
シン・エヴァはあなたの物語です。
TV版が好きなのも、旧劇を好きなのも、貞本漫画版が好きなのも、新劇場版が好きなのもいいことですが、過激派になってそもそもエヴァという作品を批判する人々が公開後ちょくちょく見受けられるようになってます。悲しいかな。これもある意味、伴った死なのかもしれませんね。
救い見つかるといいですね。そこにも代償はあるかと思いますが。(皮肉)
東映特撮へのオマージュ、心の叫び、庵野の愛
庵野ォ!
特撮大好きなのが今回すっげえ伝わってきた。
まず特筆すべきは、初号機 VS 13号機のシーン
(持論の1つですがカヲルくん=ゲンドウ説的にとも重要なシーン、TV版のカヲルくんの登場シーンを見てからシンエヴァで見てみてください。)
ミニチュアセットのような空間でのバトル。
※あそこ少年心で超ワクワクしてました。
東宝ビルドのスタジオやん!!!
あの戦ってる時にセットがあまり壊れない感じとか、だだっ広い道路、ウルトラマンAとかですかね…
予算ガン無視基本大赤字の円谷プロのあの感じ好きです。
ホリゾントを超えてのスタジオ空間。
エヴァスーツのつるし方が怪獣倉庫やん!!!うおおお!
あとはAAA Wunder VS NHGErbsündeの戦艦バトルシーン。
当時スターウォーズとかヤマトの影響でスペースアドベンチャー流行してて、のっかろうとした東宝の(国内失敗作)の惑星大戦争やないかい!(なぜか西ドイツで大流行したらしい)
予告しか見たことないけど曲は特撮界隈で有名です
今度ちゃんと見てみよう。
そういえば、サントラも買っちゃいました。
シン・エヴァのテーマ曲が好きすぎて…たまらん…
公式からも一部曲聞けるのでぜひ!!!!
音楽面でも書きたい
そして何よりもすげええええええとなったのが、
エンドロールで美術背景に島倉二千六さんのお名前があったこと…
ここ気づいたの世界で俺だけだろ(マウント)
そう、宇宙大戦争、ゴジラシリーズ、モスラ、フランケンシュタイン等の数々の東宝特撮における「雲の神様」です。
おそらく、初号機 vs 13号機の空の背景なんですけど、よくもまあ、ええといった気持ちです。
すごいよ。
マイナス宇宙のシーンのほとんどは、シンジ君ともゲンドウとも違って庵野のマイナス宇宙だと思うんです。
オマージュ≒おまじない
言葉的に似てるよね
すっごい特撮愛、リスペクトを感じました。
もう夜だ。また書こう。
ゴルゴダオブジェクトって結局何なんだ?
感想補完計画 序
完